9月26日(日)にはアジアオープン(正式名称:2004ワールドシリーズ アジアオープンプロフェッショナルダンス選手権大会)があります。アジアをはじめ世界各国からレベルの高い選手が日本に集結し、事実上世界一の戦いが見られる試合です。
今回はこのアジアオープンをより楽しめるよう、見所を分かりやすくご紹介いたします。
 会場・日時

東京体育館
9月25日(土)、26日(日) 9:30〜20:30


 特徴

最初にも書きましたが、この試合は事実上世界一レベルの高い試合です!というのも、一番格式があり世界中のトップダンサーが目標としているイギリス「ブラックプール」での試合と今回のアジアオープンには、ほとんど同じトップ選手が集い、出場するからです。このようなレベルの高い試合を日本で見られる機会は他ではありません。ダンスに詳しい人には「あのブラックプールでの試合が日本で見られる」といったほうが分かりやすいでしょう。とてもお得な試合なのです。


 試合内容

@種目
スタンダード・・・ワルツ・タンゴ・スローフォックストロット・クイックステップの4種目、
ラテン・・・・・・・ チャチャチャ・サンバ・ルンバ・パソドブレの4種目
準決勝からはそれぞれヴェニーズワルツ、ジャイブが加わり5種目になります。

Aエントリー数・予選の数
例年100組をこえるエントリーがあり4次予選まで行われます。その後に準決勝と決勝が行われますので、技術だけでなく日ごろから鍛えた体力も大きな勝因となります。

B二つのセクション
ワールドオープン世界中のトップ選手が集まり、世界一のレベルで戦う試合です。
アジアクローズド:アジア圏内の選手が出場し、アジアのナンバーワンを決める試合です。われらがオーナーの武田先生・まゆみ先生もこのセクションでの優勝を狙っています!

C注意
今回のアジアオープンは25日(土)と26日(日)の二日間行われますが、25日はアマチュアの予選のみで、翌日の26日にアマチュア準々決勝以上とプロの競技会が行われます。25日は入場無料です。


 プロ・ワールドオープンの部

去年の成績順に以下注目選手を三名ずつご紹介いたします。

スタンダダードの部

優勝:クリストファー・ホーキンス&ヘーゼル・ニューベリー組(イギリス)
 英国の新聞によりますと、二人はカップル解消をしたらしく残念ながら今回の試合には出場しないと思われます。しかしご紹介を。彼らは現世界チャンピオンであり、二人の王子と王女のような雰囲気・スタイルはたくさんのファンを魅了しています。観客へのパフォーマンスもチャンピオンとしての風格を十分に感じさせます。

準優勝:ティモシー・ホーソン&ジョアン・ボルトン組(イギリス)
 彼らのとても丁寧で正確で安定した踊りは、社交ダンス本場のイギリスの伝統をそのまましっかりと受け継いでいるかのようです。テクニックは世界一といわれています。これぞイギリス。そして今回はホーキンス組が欠場した場合、一番優勝に近い存在であるので意気込みも今まで以上のものでしょう。

3位:ウィリアム・ピノ&アレッサンドラ・ブッシアレーリ組(イタリア)
 とにかくそのスピード感がすごい!小さい体を十分に生かしています。目の前にいたと思ったらいつの間にか消えてしまいます・・・、という錯覚が起きるくらいすごいのです。ですからやはり見ものはタンゴとクイックステップ。彼らの身体能力はいったいどれ程なのか。きっと他のスポーツをしていたとしても一流の選手になっていたでしょう。

4位:ジョナサン・ウィルキンス&カチューシャ・デミドバ組(アメリカ)
 ホーキンス組が出場しない可能性が高いのでもう一組ご紹介します。
彼ら二人の間の空間の大きさ、癖がなくとてもきれいなシルエット、無理のないナチュラルな動き、こんなに自然なまま高いレベルまで踊りを持っていくことはなかなか出来るものではないと思います。さわやかで高感度の持てる踊りです。

番外:ミルコ・ゴッツォーリ&アレッシア・ベッティー組(イタリア)
 僕が今回一番注目している選手です。アマチュアのチャンピオンを経て今年プロになったばっかりで、いきなり世界のファイナリストに入り込んできた選手。スピードとアピールがすごく、とにかく見ていて楽しい!派手。怖いもの知らずでどんどん突き進むのです。


ラテンの部

優勝:ポール・キリック&ハンナ・カートゥネン組(イギリス)
 このカップルはすでに解消していて出場はしませんので、代わりに前回欠場し現世界チャンピオンで優勝候補の、ブライアン・ワトソン・カルメン組(ドイツ)をご紹介いたします。
彼らのモットーは「とにかく毎試合違った踊りをして、楽しむこと」だと言っていました。遊び心があり、とにかく体を動かせるだけ動かすと言う彼らのダンスは、チャンピオンになったからと言ってとどまることはなく常にパワフルな姿としてあります。

準優勝:スラビック・クリクリビー&カリーナ・スマノフ組(アメリカ)
 長い手足を存分に使った彼らのダンスは、動きの中での変化がとても大きく常に空間から何かが飛び出してくるよう。顔を含めかっこいいダンスを踊ります。話しはズレますが、来春放映予定のハリウッド版「Shall We Dance?」に出演しています。

3位:ディミトリ・ティモキン・アンナ・ベジコヴァ組(ロシア)
 流行にただとらわれることなく、古典的なラテンをきちんと引き継いで踊っている二人です。しっかりとした踊りの中で、男女が見えてくるのが分かると思います。


番外:マイケル・ウェンティンク&ネオファタ・ビアータ組(アメリカ)
 また僕の注目選手です。前回は出場していなかったようですが、彼らもミルコ組同様派手なダンサーです。まず、鍛え上げられた肉体にびっくり。よくあんなに鍛えたな、と。そして踊りのほうはというと、いろんな場面で見せるスピンが早い!筋肉があるのもあって体も良く動きますが、スピード感が違います。


いずれの選手も世界を代表するすばらしい選手です。上に書いた選手を基準に観戦すると見やすいと思います。
また武田先生・まゆみ先生はこのワールドオープンの部門では前回は準決勝でしたが、今回も海外の選手をどんどん打ち砕いて砕いてくれるでしょう。


 プロ・アジアクローズドの部

去年の成績順に以下注目選手を三名ずつご紹介いたします。内容はほとんどジャパンカップの特集と同じです・・・。

スタンダードの部

優勝
白石智樹・白石香織
 武田先生も長身ですが、白石先生は更に大きいです。白石先生・香織先生お二人のパワフルなのにやわらかい動きは一体どうしたらできるのでしょうか・・・?

準優勝武田琢秀・武田まゆみ
 いわずと知れた当教室のオーナーです。二人そろってスタイル抜群で、大きなスウィングから生まれるその優雅さは、フロアの中での圧倒的な存在感へと変わります。見ていると鳥肌がたってくると思いますよ。目指せ優勝!!

三位石原正三・渋谷透子
 お二人ともスタイル・ダンス共にスマートで、立っているときの姿(首から肩そして肘にかけてのラインが特に)がとてもきれいで印象的です。そのためか動きも大変シャープです。


ラテンの部

優勝山本喜洋・山本英美
 お二人ともそろって大変スタイリッシュで、ダンスにもそのセンスがよく見えてきます。踊りの中で英美先生が足を上げる場面が何回かあるのですが、その開脚は180度を超えて更に伸びています。テーマはエレガント。

準優勝布川泉・飯田智恵
 ラテンの踊りというと選手によって特徴は様々ですが、このお二人はボディの動きがすごく、まさしく「ラテン!」という感じが溢れていると思います。

三位八幡茂・八幡美佐子
 スマートな体型で、踊りの中での足元のリズムがとても明瞭に見えてきます。だんだん皆さんの体もつられて踊っているかもしれません(^^)


はじめにも書いたとおり、このクローズド部門では武田先生の活躍が見られます!皆さんも応援しながら是非優勝まで見届けましょう!もちろん僕らスタッフも活躍出来るよう頑張ります。


 武田組・スタッフ一同

武田先生はシード選手ですのでワールドオープンの部では二次予選から、アジアクローズドの部では準々決勝からの出場となります。またスタッフ一同も両方の部門に出場いたしますので応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m

最後に、初めて見る方のために。

 社交ダンスは、パッと見ていてももちろんその優雅さ、スピード感、迫力のすごさなどを感じることはできると思います。そこで初めて見る方のためにということでご紹介したいのは、二人の人間がこれほどまでに激しく動いても一体となっているのを見ること、そして二人の間にある見えない空間を感じてみること。二人で踊ることが社交ダンスの特徴ですが、ただ一人一人が踊ればいいのではなく、選手は「空間芸術」として踊っていますのでそんなところにも目を向けてみると面白いかもしれません。
そして世界一のレベルの試合を見て競技ダンス(社交ダンス)はここまでできるのだ、ということを実感してみてください。きっと思っていた以上のものを目の前で見られると思います!!